クリスタルの基地

とある作品の二次創作です。

クリスタル2代目が出来るまで

今回は結構前にお話ししたクリスタル2代目が出来るまでを紹介します

ではでは、今回も海奈に話してもらいます

久しぶりです。海奈です。

では、私が何をしに福岡に行ったのかもご一緒に紹介します

今回だけ、みんなが方言で話します。

あ、ダイアリーで話した秋の大切な女の子が出てきます

ぜひ、最後までご閲覧ください。

続きを読むからどうぞ!↓

やっと試合が出来るまでに人数が集まったクリスタル

それから1ヶ月後

私たちクリスタルはFFI日本代表のチームと試合をすることにした

私がこの日、福岡に行くから

結果は1−1で引き分け・・・だったかな?

試合が終わった後にクリスタル全員で雷門中にタイムカプセルを埋めた

10年後のこの日にまた会う約束をして

その後急いで帰り、飛行機に乗って福岡へ向かった

飛行機に乗って1時間ほどすると、目的地に着いていた

そもそもなんで福岡に来たかというと

夢を見たから

福岡に住んでる夢とかじゃなくて

夢の中で誰かが私をここに導いたの

夢で言われた言葉はこう

「君にはこの地図が示す場所に行って欲しい。そこにいる、4歳の少年に会って欲しい。彼の未来を、君の未来を、そしてサッカーを、守って欲しい。少年の名前は「白野 鈴丸」だよ。じゃあ、10年後のその日まで」

夢で出会ったその人は、とても美しくて、真剣だった

最後に少しだけ見えたその人の笑顔は、まるで神様で、私をとても信頼しているように見えた

これがただの夢だったなら

私は今こんなことしてないし、鈴丸達とも会えなかった

でもこの夢は、夢であって夢でなかった

だって起きたらそばに地図があったんだもの

ララ(私のメイドさんね)に相談して、この地図が何処なのか調べてもらった

そして分かったのが福岡の水晶透町(すいしょうとうまち)というところ

それからは毎日その少年を捜す日々が始まった

水晶透町と分かっているだけありがたいほど、世界はとても広かった

探し始めて5日ほど

公園でサッカーをしているピンクの髪をした男の子を見つけた

私は公園のベンチに座り、探すことを忘れ彼に見入っていた

その男の子は私に気付いたようで、近づいてきた

「お姉ちゃんも、サッカー好きなん?」

いきなりのことで少しとまどったけど、私はこう返した

「うん、大好きだよ」

私がそういうと、その男の子は満面の笑みを見せた

ふと、1つの考えが脳裏をよぎった

私は夢の中で出会ったあの人に未来を救って欲しいと頼まれたことを

この子ならその人を知ってるかもしれない

確信はないが、そんな気がした

「ねぇ、白野 鈴丸って子知らない?」

すると、男の子はきょとんとした顔をした

「なんで僕のこと知っとるん?」

私はこの時、生きてきた中で一番焦ったと思う

そしてこれが、鈴丸との初めての出会い

「君が、鈴丸君?」

「うん、そう!」

小さいからか、なんの抵抗もない返事が返ってくる

「お願い、鈴丸君の家に連れてってくれないかな?」

「僕のお家?良いよ!」

私は鈴丸に連れられ、鈴丸の家に行った

遠いと思ったが家は公園の目の前で、すぐに着いた

「ここが僕のお家!ママ呼んでくるね!」

「うん」

このとき私は、こんなばかげた話をして信じて貰えるかとても不安だった

家の中に入って事情を説明すると・・・

なんとすんなり信じて貰えた

この時から思ってたけど鈴のお母さんってなんか疑わない人なんだよね

すぐ騙されそうって感じ

鈴丸のお母さんと話し終わったあと、鈴丸がこんなことを言い出した

「明日お姉ちゃんに、僕が作ったサッカーチーム見してあげるね!」

・・・は? 何を言ってるのこの子は

こんな小さい子がサッカーチーム?

「サッカーチーム?」

とりあえず返事をした

「僕の友達でサッカーが好きな人集めたと!」

「一人で?」

「うん!」

ホントらしい

まぁ、会ったらわかるよね

翌日

公園に行ってみると、鈴丸がいた

私の姿を見つけるなりこっちに近寄ってくる

「これが僕たちのチーム!」

まだ幼稚園の制服姿の子もいる

きっと急いで来たんだろうな

「じゃあ、自己紹介して欲しいな。私は風丸 海奈」

やはり今回も、自己紹介時恒例のこの質問

「お姉ちゃん、風丸の兄妹!?」

「従妹だよ、兄妹じゃないよ」

「良いなぁ!」

「君、お兄ちゃ・・・じゃなくて。風丸 一郎太のこと好きなの?」

「うん!だってかっこいいやろ?」

「ふふ、そうだね」

この頃からしおんはお兄ちゃんに憧れていた

よっぽどかっこよく見えたのね

そして鈴丸の指示により、背番号順に自己紹介していく

けっこう本格的なチームだな・・・

「背番号1番、三島 和孝」

「背番号2番、白野 鈴丸!」

「背番号3番、南港 夜枝」

「背番号4番、朧月 春(おぼろづき しゅん)!」

「背番号5番、紅葉 秋雅!」

「背番号6番、蒼樹 鈴人」

「背番号7番、闇黒 冷!」

「背番号8番、雨音 しおん!」

「背番号9番、枯野 霙!」

「背番号10番、冷空 美香!」

「背番号11番、黒井 ユウ」

「背番号12番、雨風 拓巳なのですよ!あ、この子は背番号13番、波天 流なのですよ」

「背番号14番、雪白 亞衣花!」

「背番号15番、堅田 悠翔!」

これで全員だよ、と鈴丸が言う

「背番号が決まってるって事は、ポジションも?」

「うん!もちろん決まっとうよ!だって大きくなったらみんなで世界に行くんだもん!」

「世界!?」

全く子供の夢は大きすぎる

そういえば・・・

「ねぇ、このチームの名前は?」

「名前?・・・あぁ!決めてなぁい!!」

よし、私がこのチームを育てよう

そして一人でも夢を叶えてあげよう

そう決心した

「今日からこのチームはクリスタル!」

「クリスタル?」

「うんそうよ。はい、キャプテンマーク」

「僕にくれると?」

「うん、私がこのチームを世界に連れて行ってあげる」

こんな大きな事言ったけどこの間もアクアマリンにあと少しで負けたなぁ

みんな覚えてない・・・よね?

「海奈お姉ちゃん、それ本当!?」

春が私に問う

「きっと・・・ね!」

「やったな春!一緒に世界に行こうな!」

「うん!」

あれ、女の子は男の子と一緒に世界にいけないんじゃ・・・

この子達が大きくなる頃には変わってるかな?

それにしてもこの時の秋はやんちゃだったなぁ

「よし、クリスタル2代目、ここに結成!!」

「2代目?」

夜枝がすぐに気付いたようだ、3歳のくせに

「私がもともと作ったチームで、この間解散しちゃったから2代目」

「まぁいいや」

なんて子供だ

「気を取り直して、クリスタル2代目始動!」

こんな感じだったかな?

天「僕あんなふうに見えてたの?なんか恥ずかしいな」

最初神様かと思ったよ本当

天「やり過ぎなんだよ回月先輩・・・」

何か言った?

天「いいえ、何も言ってませんよ」

 

 

なっがいな

ちゃんとまとまってるか不安です((読み返せ

では、閲覧Thank you!