クリスタルの基地

とある作品の二次創作です。

イナズマイレブンgo クリスタル 23話

「猛火 薪(もうか たきぎ)、それが彼の名前です」
世宇子中のエースストライカーである三年生だ
「みんな髪が白くて見分けがつかないよ」
長い間視力を失っていた鈴丸には全て同じ人に見えるようだ
「よく見たら違う人よー?髪の色が同じだけなんだから。まあ、そんなことどうでもいいわ」
ひと呼吸おいて続ける
「この試合、勝たなければ革命の全てが水の泡になってしまう」
「なあそれ俺の台詞なんだけど…」
「誰が言っても同じよ!!」
「っていうかなんで姉さんがここに入れたわけ?」
「私の力をなめないでよね」
「あ、もうすぐ休憩終わっちゃう!!」
急いでフィールドに戻ろうとする選手を、円堂が引き止める
「楽しんでこい!これが俺からの指示だ!!」
「え、えええー!?監督!?それってどういうことd」
「監督らしいですね。さあ行くよ天馬君!最後の戦いに!!」
「わっ、押さないでください!!」
今の指示で全員の緊張が解けたようだ
「サッカーは楽しんでやるのが一番だよねー!」
「お前は観客席に戻れ」
「えーいいじゃん有人君のケチー!!」
海奈はしぶしぶ観客席に帰っていった


相手チームのキックオフで試合の後半が開始する
「先輩…そっちが全力なら、こっちだって全力でいきますからね!!」
「みり…いやいや、天!?お前勘違いしてないか!?俺はただ」
「そのくらいちゃーんと読めてますよ。僕を誰だと思ってるんです?」
「悪かった。ならば試合終了の合図が鳴るまで、演技に付き合ってもらうぞ」
「わかってます」
ボールは現在速水がキープしている
「速水先輩!こっちです!!」
ボールはなんの抵抗もなく天馬にわたる
「そよ風ステップ!!」
ボールを取りに来た敵を難なくよけ、次は天に渡す
「さーて、いきますよ先輩!!」
「ふっ、どうだか」
2人で互角の攻守を続ける
勝ったのは…
「あ、ごめん!!」
猛火はものすごい速さであがっていく
それを見て、天馬がすかさず指示を出す
「ディフェンス!!」
「いくぞ鈴丸!」
「うん!!あれだよね?」
2人の近くに霧が立ち込める
「なにっ!?」
「成功だ!」
「「ダブルミスト!!」」
2人で違う方向からスライディングをしかけるため、2人の息がぴったりあっていないと成功しない
ボールをとったのは鈴丸だ
「やったー!完成だー!」
「ああ、やったな!!」
「やるな、雷門」
一気に雷門のペースに持ち込み、ドラゴンリンクは勢いを無くす
だが…
「あ、あれって!!」
「海奈さんの情報通りだ、でも一斉に発動するなんて!」
ドラゴンリンクの選手全員が化身を発動したのだ
雷門をはじめ観客もざわめく中、立ち向かっていく人物が一人
「こんなこと、予想の範囲内ですから!」
天だ
みんなは天馬からの指示を待つ
「俺がしっかりしなきゃ、キャプテンなんだ…!」
「天馬君!あれだけ特訓したんだ!!自分を信じて!!」
拳を固く握りしめる
数秒程沈黙が続いた後、顔を上げ、口を開く
「化身には化身だ!!」
「よーし!練習試合以来だし、頑張るよー!」
「鈴丸はいいよな、化身出せて」
「僕が出せるんだから、蘭丸もいつかだせるようになるよ!!」
「そうだといいな」
「ほらそこ!!集中して!」
こんな会話ができるのも今のうち
誰もが信じたこの作戦で、絶望を見る羽目になるとは誰も予想しなかっただろう
ドラゴンリンクの恐怖が雷門に降り注ぐまでもう少し…



最後少し遊びましたすいません
それよりこの記事の下書きが130日前なんですけどどういうことこれ
そんなに放置したっけ…
いつ終わるでしょうねクリスタル
作者であるラリンでさえも話し忘れてますからね
どこで鈴丸フィールド入りしたの?ってなりました
うん、iPad打ちやすいですね